2015年5月25日月曜日
2015年4月12日日曜日
新・イソップ物語「オオカミと柴犬」
むかしむかし、オオカミが空腹に耐えかねて人里へ下りてきました。
とある家の前を通りかかったオオカミは
門の前に一匹のイヌがいるのを見つけました。
イヌの前には、食べ物が入っていたらしい空のお皿がおいてありました。
「いいよなあお前は」オオカミはため息をついて言いました。
「ちょっと家の番をするだけで、人間に食べ物をもらえるんだもの」
ところがオオカミは、犬の首に鎖がついているのを見て、また言いました。
「なんだお前、自分の意志で動けないんじゃないか。
俺はいつも腹ペコだが、自由がある!」
するとイヌが、静かに言いました。
「よちよち歩きの小さい子供が外に出る時、お母さんはどうしてる?
その子の手をしっかりにぎっているだろうよ。
この鎖はね、私が危ないところへ行ってしまったり、迷子になったりしないよう
家族がつないでくれている手なんだよ。
私は鎖につながれてはいるが、縛られてはいないよ」
※ イソップ物語に勝手に話を付け足してみました
自由すぎる柴犬さん・・・
2015年3月5日木曜日
まんが(みたいな)日本昔ばなし「柴犬のしっぽはなぜ丸い」
ずぶ濡れになってしまいました
雨はすぐにやみましたが もう秋も半ば 身体が冷えて寒くてたまりません
そこで 持ってきた火種で火をおこして温まっておりました
すると たき火のそばに 一頭の柴犬がやってきました
柴犬も先ほどの雨に降られ やはりずぶ濡れでブルブル震えておりました
「これは寒かろう こっちへ来てたき火にあたりなさい」
木こりは親切にそう言いました
柴犬は 生まれて初めてあたる火に 最初はおっかなびっくりでしたが
やがて 心地よいぬくもりにひかれ だんだん火のそばへやってきました
顔を当てていた部分は乾いてきたので 柴犬は次に後ろを向いて
お尻と 自慢のふさふさの尻尾を温めはじめました
そのうちに すっかり気持ち良くなった柴犬は いつの間にか眠ってしまいました
目を覚ましてみると 火であぶって乾かした尻尾は
すっかり縮んで くるりん!と丸まっていましたとさ
うちの柴犬さんの感想
柴犬の尻尾は スルメじゃありません!
2015年1月1日木曜日
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